人外×少女の現代ファンタジー漫画、ヤマザキコレ「魔法使いの嫁」の、小説アンソロジー。先行して発売された『金糸篇』とは執筆陣を替えての一冊。 東出祐一郎「ウォルシュ家攻防戦」 真園めぐみ「ナチュラル・カラーズ」 吉田親司「戦場の赤子」 相沢沙呼「…
フリンジマン(1) (ヤンマガKCスペシャル)posted with ヨメレバ青木 U平 講談社 2013-12-06 AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo 恋愛、というか、男女の駆け引きをレクリエーション的に描いた作品が、今、楽しい。「次にくるマンガ大賞」を受賞した「かぐや様…
例えば、大学に入って、アニ研とか漫研とか、明らかにオタクなサークルに入る覚悟がなくて。名前からはそうと分かりづらい、オタ活もそんなに本格的じゃないじゃないサークルをついつい選んでしまったり。 例えば、男所帯のオタサークルに新歓でせっかく女の…
「妹が欲しい」「お前の妹ってことは三十路超えるけどそれでもいいのか」みたいな会話は匿名掲示板ではお約束のネタだ。妹=庇護対象みたいなイメージが、キャラクターの枠を未成年に止めようとしてるんだろうか。ワタシ的には結婚しようが子供産もうが妹は…
成年漫画において、細い線で描かれた女子中学生、ビビッドな心理描写と濃ゆいエロで人気を得てきた、関谷あさみ。中一の娘と中年サラリーマンの父子家庭を題材にした「千と万」全3巻は、彼女の本格的な一般誌デビュー作となった。帯に曰く、「普通の中学1…
例えば、映画公開間近、森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」の先輩。 例えば、赤塚不二雄の漫画を原作とする「おそ松さん」の六つ子。 例えば、竹宮ゆゆこ「ゴールデンタイム」の二次元くん。 例えば、マドカマチコ「WxY」の横田先生もしくはKY☆ポコニャン先生…
週刊少年サンデーに連載されている「だがしかし」は、田舎の駄菓子店の息子「鹿田ココノツ」通称ココナツを主人公に、毎回駄菓子の薀蓄を披露していくショート漫画だ。一見地味な題材のこの作品の華は、都会からやってきた、年齢不詳のグルグル目巨乳美女・…
sube4.hatenadiary.jp 妹の結婚式に参加してから約半年。先日は同期の式にも参加させてもらった。その度、チャペルで賛美歌を聞きながら「ハネムーン・サラダ」という漫画のことを思い出してたこともあって、最近は作者・二宮ひかるの作品をちょくちょく読み…
ヤンジャンで連載中のラブコメ、赤坂アカ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」が面白い。「マンガ以上ラノベ未満」という当初のアオリには何言ってんだこいつ感しかなかったけど、段々この漫画なりの楽しみ方が分かってきた気がする。 「恋愛は…
アニメ化に乗って、以前から気になっていた「バーナード嬢曰く。」を読んでいた。kindle unlimitedのラインナップに入ってたし。そしたらなんだか「俺ガイル」を連想してしまっていた。 読書家の自意識 読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛”ギャグ! 本を…
sube4.hatenadiary.jpsube4.hatenadiary.jp 「君の名は。」が大ヒット中の新海誠は、00年代前半に「ほしのこえ」で脚光を浴びた。このアニメを評するのによく使われていた言葉が「セカイ系」だ。当時は「ほしのこえ」に高橋しんの漫画「最終兵器彼女」、秋山…
……気がする。 和製スペースオペラとして80年代に一世を風靡し、今もなお多くの人に読み継がれている田中芳樹「銀河英雄伝説」。この小説を「封神演義」の藤崎竜が漫画化したものが、現在ヤングジャンプで連載されている。 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫…
ヤングジャンプ連載のエッチなラブコメ・稲葉みのり「源君物語」が、劇中において「(作中時間で)あと1年で残り6人を落としてもらう」とタイムリミットを設定した。これにより物語はもう折り返し地点を過ぎていることが改めて実感させられた。 「源君物語…
忙しい現代人のため、恥ずかしくて今さら人には聞けないあなたに、といった謳い文句ですっかり出版ジャンルとして定着した感のある有名作品要約本。web漫画サイト「トーチweb」で連載中の本作もそれに乗っかったものだが、ちょっと変わっているのは水木しげ…
腐女子のつづ井さん (MF comicessay)posted with ヨメレバつづ井 KADOKAWA 2016-02-05 AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo 一介の隠れ(本人としてはそのつもり)腐女子である大学生「つづ井」さんのオタクライフを綴ったコミックエッセイ。元々はTwitterで無…