2019-01-01から1年間の記事一覧
魔術士オーフェン アンソロジー 魔術士オーフェンはぐれ旅作者:秋田禎信,アンソロジー出版社/メーカー: TOブックス発売日: 2019/11/30メディア: Kindle版 ファンタジーラノベ「魔術士オーフェン」の25周年を記念して発売された公式アンソロジー。各編の扉絵…
Vtuber可憐の配信を視聴していると、「シスプリ」という作品について改めて考えさせられる。彼女は妹モノの金字塔「シスター・プリンセス」のヒロインの一人として生まれた。それは約20年前のこと。原作は「ラブライブ!」でも有名な公野櫻子。妹キャラが12…
ビブリオマニアの女子大生が本のない異世界に転生したことで絶望し、自分で本を生み出そうとする。この物語の面白さの一つはもちろん、紙を作るところからスタートする本作りの描写だ。この小説を読んでいると、日頃何気なく手に取っている本が途方も無い技…
二〇年ぶりの再アニメ化に、ラノベ「魔術士オーフェン」が盛り上がっている。……少なくとも盛り上げようという気概は感じられる。 放送開始は二〇二〇年一月だが、池袋となんばでは、公式グッズを扱う期間限定ショップがいち早くオープン。アニメ名物「絵の中…
神保町の一ツ橋ホールで行われた「魔術士オーフェンはぐれ旅」先行上映会に参加してきましたので、原作既読者視点から覚えてる限りで内容をメモ。当然ですがネタバレしかありません。同上映会に参加した方は間違いを見つけましたらご指摘ください。
10月12日10時から翌5時30分くらいまで、一人で避難所にいた記録です。備忘録代わりに。避難所によって状況はいくらでも変わってくると思います。
男性向けラブコメ漫画の楽しみ方って、ここ数年で二極化してると思うんですよね。自分の中で。 一対一のレクリエーションラブコメ 一つは「からかい上手の高木さん」や「僕の心のヤバいやつ」「かぐや様は告らせたい(初期」「保安官エヴァンスの嘘」など、付…
「魔術士オーフェン」新作アニメは2020年1月から放映と発表された。企画が発表されたのが2018年3月。それから1年以上ほとんど何の音沙汰もなかったのでハラハラし通しだったけど、今回声優も発表されてるし、さすがにもうポシャることはないだろう。多分。 …
sube4.hatenadiary.jp 当初の予定では、オーフェン本を出すつもりだったのです、実は。サークルカットもそのつもりで書きました。ところが、単発の記事は書けたとしても、それが一つの面白い本として結実しているのがどうにも想像できず。6月に当落が発表さ…
8月中旬。新宿村LIVEという劇場で上演された舞台、「魔術士オーフェンはぐれ旅」を観てきた。私が観劇したのは初日。一度観てこれは千秋楽も行きたいと思ったものの、残念ながら叶わなかった。 舞台の魔法 プレ編と交錯する本編 舞台ならではの演出 魔術と…
当サークル「周回遅れの諸々」は、筆者:即席(恵)の個人サークルです。評論……というにはちょっとゆるい雑文を本にする同人活動を行っています。今のところ、「スレイヤーズ」や「オーフェン」など、人によっては懐かしく感じるアニメやラノベを題材にする…
第三部始動を目前に控えた神坂一「スレイヤーズ」の魅力を今一度振り返る、ライトノベル妄論誌です。 ページ数は表1-4含め48P。筆者のテキストに加え、五名のゲストによるバラティ豊かなコラム、回ごと初出の呪文やナーガ登場の有無がひと目で分かる長短編全…
このページは、当サークルが頒布した同人誌「ドラまたマガジン2019年8月号」の訂正、注釈、pdf版ダウンロードなどの補足をするものです。 通販については今しばらくお待ち下さい。 お詫び 訂正(特に記載のないものは第二版で修正済みです P6 P10 P44 P46(…
当サークル「周回遅れの諸々」は、夏コミ(コミックマーケット96)で神坂一「スレイヤーズ」の妄論誌を頒布します。 webcatalog-free.circle.ms 概要 日にちは八月十日土曜日(二日目)。配置は西つ06b「周回遅れの諸々」。第三部始動を控えた同シリーズを、…
矢上裕の漫画「魔術士オーフェン・無謀編」を毎回楽しみにしてる。原作は秋田禎信の小説「魔術士オーフェン」……の外伝「無謀編」。コミカライズ担当の矢上は、「オーフェン」と同じ90年代に「エルフを狩るものたち」でブレイクした作家だ。 元々両者の無軌道…
GWが始まった4月27、28日。幕張メッセでドワンゴによる「ニコニコ超会議」というイベントが開催されました。 その中でひときわ目立ってたのが、平成の間にカドカワが出版した書籍を(ほぼ)全て展示したというブックタワー。 同時に各年ごとのランキングトッ…
4月11日、GREEによる「VRSionUp」というVR技術の研究会? で「バーチャルYouTuberドラマ『#四月一日さん家の』誕生秘話~色々あって、ここまで来ました。」という講演の場が持たれた。 これはテレビ東京初のVtuberドラマ「四月一日さん家の」に関するもので…
『文藝別冊:森見登美彦』より。一人の小説家、監督につき一作品のみ挙げています。 本誌では本人のコメントつき。 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』(岩崎書店) 佐藤さとる『だれも知らない小さな国』(講談社) 舟崎克彦『ぽっぺん先生と帰らずの沼』(筑摩書房…
マジカルユミナは、「LoveR」というギャルゲー(PS4)の販促のために生まれた。ゲーム本編に登場する主人公の妹「優美菜」を元にした、バーチャルシスターだ。彼女はお兄ちゃんの理想の芸人妹になるべく、制作サイドの無茶ぶりに応え、バーチャルyoutuberと…
過去に一度アニメ化したものの「続編」や「リメイク」じゃなくて、「再アニメ化」の話です。過去のアニメとは無関係のやつです。 無理に全部やろうとしなくていい 声優は基本的に全取っ替えしてほしい 広報やグッズ展開はどれだけはっちゃけてもよい 無理に…
上遠野浩平原作「ブギーポップは笑わない」(2019年版)の話です。「ブギーポップ」シリーズは現在新装版が何冊か出ててこれらは加筆修正されたものですが、以下の文章における引用は旧版を出典としています。 もう長いこと原作小説を読んでない読者は記憶が…
広い空と羽ばたく鳥と稜線を背に、オリエンタルな衣装を着た少女が佇んでいる。その瞳には何が写っているのだろうか。 少女の名は空澄あるいはカラカラ。彼女が主人公を務める物語の名を「七姫物語」という。第一巻は作者のデビュー作で、第九回電撃小説大賞…
以前から疑問だったのだが、ゼルとリナはなぜ別れたのだろうか。 いや、待ってほしい。私の頭は正常だ。二次創作の話でもない。確かにゼルとリナは付き合ってない。しかし私が原作小説の話をしようとしているのも本当なんだ。 「――ガウリイ!」 あたしの呼び…
新年二日目、私は赤坂BLITZにいた。たくさんのアイドルグループによる対バンイベント「アイドル甲子園」に参加していたのだ。次々にアイドルが出てきては歌い、踊り、オタクは沸く現場に圧倒されっぱなし。正月早々実家からUターンしてアイドルを観に来たの…
主人公は中年男性。仕事で訪れた土地の見知らぬ店で、メシを食う。ただそれだけの漫画「孤独のグルメ」は、1994年にスタートした。最初の連載と単行本の際はそれほど反響がなかったが、文庫化してからネットで話題になってブレイク。2012年から始まった松重…