周回遅れの諸々

90年代育ちのオタクです

10年前の今日、19人の家族ができました 公野櫻子「Baby Princess」10周年によせて

knock knock――


Baby Princess」、というタイトルを聞いたことがあるだろうか。


Sister Princess」「Strawberry Panic」「ラブライブ!」で有名な公野櫻子が生み出した、19人の姉妹――彼女たちと、長男である私(たち)の、騒がしくも愛にあふれた生活。その家族の軌跡を、ブログや小説、漫画、アニメ、雑誌の読者参加企画としてまとめたものの総称だ。


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雑誌「電撃G`s magazine」の200号記念企画として、それはスタートした。 キャラクターデザインは、みぶなつきが担当している。

私たちのWHOLE SWEET LIFE

「おめでとう!! あなたの本当の家族はここにいたんです!」2007年12月24日、私は彼女たちと初めて出会った。ブログ「WHOLE SWEET LIFE」(以下WSL)の毎日更新は、その日から始まっている。企画の中核をなす、姉妹たちが自らの言葉で日々の出来事を綴る日記だ。


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下は0歳の赤ちゃんから上は18歳の女子大生まで、個性豊かという言葉で片付けるにはヴィヴィッドすぎる女の子たち。

  • 現役女子大生お天気お姉さんの長女、海晴姉
  • あんこをこよなく愛する、虚無主義でちょっとお茶目な次女・霙姉
  • 長男のことを「王子様」と呼ぶ暴走乙女・三女の春風さん
  • 運動神経抜群で武道を嗜んでいる、長男とは同級の四女・ヒカル
  • コスプレ趣味で、優しいけど時折ちょっと黒いところも見せる五女・
  • 長男を「下僕」呼ばわりしてやまず、一方で病弱な綿雪を過保護なまでに溺愛するなど、家族への想いは人一倍強い高飛車な六女・氷柱
  • 一家のトラブルメーカーでギャル風の七女・立夏
  • 気が弱いけど優しい八女・小雨
  • オトコ嫌いで長男に対してかたくなな九女・は鉄道マニア。基本的に乗り鉄で、好きな車両は105系。姉妹イチの美人さん。
  • 三国志が大好きな十女・星花。推し武将は関羽
  • 魔法使いを自称する十一女・夕凪。「はっぴーらっきーはねむーん」という呪文が口癖。
  • ロボット疑惑が囁かれる、怜悧な十二女・吹雪
  • 体が弱く、昔から入退院を繰り返してる十三女・綿雪
  • 自分をマリー・アントワネットの生まれ変わりだと信じ、長男を「フェルゼン」と呼ぶ十四女・真璃
  • 霊感が強く、九尾の狐の守護霊が憑いてる十五女・観月
  • 泣き虫の十六女・さくらは、ストレス耐性が弱くてすぐにおなか痛くなっちゃうところが共感できる。
  • おませでおしゃれな十七女・虹子。イラストではフレディというピンクの象と一緒に描かれてる。
  • 好奇心旺盛で、自分についてない長男の「おちんちん」に興味を持つ十八女・青空
  • そして0歳ということでお話も文字も書くことができないため、日記ではママ? による翻訳がついてる十九女・あさひ


……今だから言うと、最初はインパクトが強すぎて、引いてしまった。姉妹企画と言っていい「シスプリ」も、アニメやゲームはネタとして*1楽しんでたけど、イマイチいいお兄ちゃん(orあにぃor…)にはなれなかったから。彼女たちの輪の中に入って、うまくやっていけるとは思えなかった。

ほぼ毎日更新という偉業

家族間の距離が縮まったのは、企画開始から2ヶ月半経った2月14日だった。07時30分から23時30分まで、姉妹がバレンタインという一大イベントに絡んで代わる代わる日記を綴る、怒涛の18回連続更新――。


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平日、である。長男も大体の人は学校か職場に行っている。いつもおおむね夕方~夜更新だったのが、事前予告もなくしかも不定期に書き綴られていく日記に私(たち)は最初戸惑い、途中から「何だか大変なことが起こってるぞ」ということに気づき、大勢の人が帰宅し始める夕方頃になると、盛り上がりは最高潮に達していった。終わる頃には、姉妹たちとすっかり打ち解けることができた*2。以降、毎年バレンタインは18回以上の更新が定例行事となった。


リアルタイム性というのは、WSLの大きな特徴だ。土日祝日除く毎日更新という形式上、新聞四コマよろしく、この日記には時事ネタも多い。その日その日の天気に言及するのはいつものこと。リアルで地震が起こった時はトゥルーも揺れる。いつだったかの31日には、サーティーワンが安いということで、海晴姉がアイスを買ってきて、家族が喜んでいた*3。インフルエンザが流行った時には、ちっちゃい子たちが罹らないか不安がってた。長期休暇の時には、霧賀ユキ先生による旅行を楽しむ姉妹たちのイラストが更新された。電撃のイベントが開催された時には、みんな揃って出かけてた。


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2011年。あの大震災の時には、二週ほど休んだ後、更新が再開された。あんなことがあって、それでも書き続けることを、ずっと日記を書くのを嫌がってた麗が決意してくれて、救われた。

あれから
2週間が過ぎて――


この胸の痛みと不安は
まだ去ってはくれません。


小さな子もお姉ちゃん達も――
みんな何度も泣きました。


でも私達は――
もう元気を出して、
春を迎えなければ
いけないから――


祈りながら。


今日からはまた
この日記を書いていきます。

ソーシャルゲームtwitterなど、ネットを通じて継続的に、狙ったタイミングで配信されるコンテンツが、まだ今ほどメジャーではなかった時代。WSLはとても新鮮なものとして映った。リアルの生活に寄り添うような姉妹たちの営みは、私の暮らしに欠かせないものとなった。特に十八女・青空のいつも無垢で快活な日記には、たくさん元気をもらったと思う。


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コメント欄のトゥルー長男たち

また、WSLにはコメント欄がついていて、誰でも自由に書き込むことができる*4。「シスプリ」の時代から、G`sの読者参加企画投稿者の、企画に馴染んだコメント(婉曲表現)をする能力には秀でたものがあって。この日記にも毎回、兄として弟として秀逸な書き込みが多数為され、賑わいを見せていた。書籍化などの際にコメントが転載されるかもしれない旨がいつの間にか追加されてたけど、それも長男たちの熱意を消すどころかますます高めることにつながった。


あの場にいた長男たちの中には、他の掲示板でべびプリについて交流がある人もない人もいただろう。いずれ、彼らの間に姉妹を見守る長男としてのある種の連帯感があり、それがブログの賑わいにひと役買ってたのは間違いない。


日記とともにコメントの一部が掲載されたファンブック

ホームドラマとしての「べびプリ


物語としての「べびプリ」は、ジャンルで言うならホームドラマということになる。最初は読者である兄とその妹という一対一の関係から始まった「シスプリ*5や、現代のアイドル物として「センター総選挙」などが頻繁に開催される「ラブライブ!」とは違う。家族そのものを愛するもので、いわゆる「箱推し」の長男が多かった、と思う。これも、連帯感の一つの要因だろうか。


……19人の姉妹はみんな、家族全員に対して愛情を抱いてる。ただし、愛情には当然ムラがある。海晴姉は、手のかかる麗にしきりとちょっかいを出してウザがられてる。氷柱の病弱な綿雪への溺愛は、ちょっと過保護なくらいだ。春風さんは、いろんなことを口実に王子様にグイグイ迫ってくる。


その裏では、いつも元気いっぱいであるが故に逆に発言をスルーされやすい夕凪が傷ついたり。また、さくらや小雨や星花といった、どちらかといえば控えめな子たちが、きらびやかでまぶしい姉たちにコンプレックスを抱いたりしてる。

私はいいと思う。
あれくらいのこと――
なんか、いじらしいよな?
いかにも夕凪の考えそうなことだし。


夕凪の気持ちも――
わからなくはないからな。


きっと――
もっと目立ちたかったんだろ。


夕凪は元気で明るくて
へこたれないから、
目立つようでいて――
意外と聞き流されたりされるタイプなんだ。


元気で強く見えたって――
淋しいときもあるのに、な。


ゆるふわなように見えて、この家族は案外と全体主義的な規範意識が強い。イベントは基本的に全員参加だ。時としてそれは、上に挙げたような一人一人の内面を押し潰すように作用しかねない。家族全体が関わる、事態経過に数日かかるような事件は基本的に年長組のほうが言及率が高い。また年長者は規範の隙間をうまくすり抜ける術を知ってるけど*6、年少者はそうもいかない。本当に幼い、就学年齢に達してない真璃以下はわりと平気で我が道を行くけど、自我が芽生えてくると、特に趣味に生きたい麗なんかは、真っ向からそれに反逆する。春風さん曰く「愛情が溢れてる」我が家に見え隠れする、一人一人の感情の襞。


私(たち)長男は、姉妹から姉妹から恐ろしいくらい無防備な信頼を寄せられている。しかし、時として、家族内での決め事……どこに旅行に行くか、とかそういう意見が割れる案件について、残酷にも決定権を委ねられることがある。それを知っていて、「今回は味方してほしい」とお願いしてくる姉妹もいる。


ヒロインの愛に応えられるだけの長男であることを要求される。これは、「シスプリ」とも通じる、公野作品の共通点である。では、ヒロインが19人いたら? そして、彼女たちがみんな優先順位などつけようのない家族なら? 家族全体のことを考えるか、個人の切実な願いを叶えてあげるのか、それとも第三の道を選択するか。転じて、家族の心にどう触れていけばいいのか。それも、この企画の肝だろう。

四年半という歳月


4年半の間には、本当に色んなことが起こった。

  • 麗が二行で日記を済ませたところ海晴姉が怒って*7、やり直しさせられたり。
  • 久しぶりの登板となった夕凪がその出番の少なさに業を煮やして、他の家族から日記とオニーチャンを隠して、三日連続更新という暴挙に走ったり。
  • 霙姉がヒカルになりかわって日記を書いたり。
  • 氷柱に代筆を頼まれた長男が必死でコメント欄に長文を書き込んだところ、翌日の日記でその恥ずかしい内容をバカにされたり。
  • 観月が短歌を口ずさんで、兄に返歌を求めるという無茶振りをしたり。
  • 旅行の行き先を、コメント欄でのアンケートで決めたり。


……そうそう、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の妹キャラ大好きオタク・高坂桐乃がやってくる、コラボ日記なんてのもあったっけ。


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通常の日記とは別に10日限定で更新。最初は家族の間に異物が入ってくることに否定的だった長男も、姉妹たちの懐きっぷりにほだされて、最終日には「また来いや!」と見送った。私たちは、家族の言動一つ一つに、一喜一憂する日々を送っていた。


初期は結構頻繁に日記に添えてたリアルから持ってきた写真は、日数重ねるにつれてあんまし見なくなった気がする。リアルとの橋渡しをしなくてもいいほどト長がトゥルーにどっぷり浸かるようになったからか。


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この類の写真は公野先生が撮影してたのか、それともG`s編集部の仕事なのか

トゥルーが静止する日

2012年03月31日、「WHOLE SWEET LIFE」は更新を終了する。2010年12月24日に通常更新は既に終了していて、でも2011年夏にはOVA化発売が決定しているということで、半年間は延長更新……。


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記念すべき3周年の日の「家族の日記」にいきなりこれが表示された時の驚き


と、ロスタイムがずっと続いていた中で、「ついに来てしまった」という感のある終了宣言だった。でも、当初3月30日終了予定だったのが、30日は普通に〆て、もう更新がないはずの31日は姉妹全員からの挨拶があり*8、最後まで楽しませてくれた。


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全ての更新を合計すると、1200回にも及ぶ。商業的な問題なら、今まで無料公開だったけどこれからは有料化してマネタイズすれば、という声も出てたけど、結局この案が採られることはなかった。


その時点で続いてたG`sでのコミカライズ連載や小説版の展開は、前者は全3巻で完結、後者は、公野先生が「ラブライブ!」で多忙になり、7巻でストップしている。原作者つながりで、初期のラブライブ!ファンは長男が結構多かったと思う。そういえば、小説版でママがアイドルを多数抱える芸能事務所を経営していたのは、何かの偶然だろうか。


OVAのイベント上映では公野櫻子先生も登壇。トゥルー長男は、初めてゴッドの御姿を目にする


実は当初、イベント等に合わせての復活を予定していると、公式からは、アナウンスされていた。しかし、2012年の11月11日、ブログを含む公式サイトがサーバーエラーで閲覧不可能に。翌02月に復旧不可能であることが発表された。この年の9月に開催された「電撃20年祭」では、日記を完全収録した書籍が、200部限定で発売されている*9。……

トゥルー家族の産みの親・公野櫻子先生

べびプリ」という企画の中で、姉妹たち+長男+ママは「トゥルー家族」、私たち読者は「トゥルー長男」と公式に呼称されている。一見ふざけたネーミングではある。でも、トゥルー長男略してト長は、確かにあの世界がトゥルーと呼ぶに相応しいものだと知っている。それはひとえに、公野櫻子という作家の力によるものに他ならない。


公野先生は小説版の3巻で珍しくあとがきを執筆しており、その中でこう語っている。

今思い返してみても、その作業は物語を創るというのでは全くなくて、すでにそこに確実に存在している物語をなんとかこっちまで引っ張ってきて、文字に書き写すというだけの作業でした。私には物語を創る能力なんて本当に全然ないからです。
だから当然それはお話――というよりも私にとってはどこかに存在している事実の集積でした。そんな本の在り方もあるのだと知ることができた2年間でした。
そういえば、編集部で当時の編集長からは「巫女」と呼ばれていたのを思い出しました。
たぶんその物語にとって一番最初の読者が私であるというだけなのだ思います。


これは「シスプリ」についての話だけど、「べびプリ」も同じ書き方をしているという。また「シスプリ」は自身が妹だった、「ストパニ」は女子校出身だった、「べびプリ」は母方が多産系で20人以上の「いとこ状」の人たちがいて、その子たちが正月や法事で集まっていたという記憶が原風景になっているのかもしれないのだと。


巫女、というとなんだか天才肌のようにも聞こえる。敷地内に裏山(!)やランドリールーム(!)があるようなセレブなトゥルー家族の生活描写、食事風景、子供たちが読む児童文学や少女小説、観月の古典の知識。これらは多分、本人の経験かはともかく、べびプリを執筆する前から、公野先生の中あるいは近しいところに教養としてあったものだろう。「シスプリ」の時点で、なんだかハイソな雰囲気は全編に漂っている。


かと思えば、麗の鉄道に関する知識は全くのゼロからのものだというのに、それを完全に自分の――もとい、麗のものとしている。

結局――。
いつかくることだって分かってはいたんだし――。
……
でもやっぱりどうしても悲しくて――
あの日は、駅のホームから分岐器が見える
お気に入りの場所で――
日が暮れるまで分岐器が動くのを眺めていたわ。


知ってる?
分岐器ってね、10分に1くらいの感覚で――
レールが動くたびに。
チリチリチリチリ――って。
金属のレールがコンクリートのマクラギをこするような――
小さくてかすかな――音が聞こえるの。
とてもかわいい――心の落ち着く優しい音――。
ようやく――今は少しだけ。
こうして話をすることもできてきたけど――
やっぱりまだたまに悲しくなる。

「ハツコイのヒト」105系が引退した時の日記。麗の日記は、鉄道の中でも、何かと引退するorした車両や廃線になった路線の話題が多い。葬式鉄かとも思ったけど、そういうわけではないらしい。


何が言いたいのかというと、仕事の仕方や彼女の作品にハマってない人のイメージとは裏腹に、公野作品の描写はとても地に足が着いている、ということだ。ぶっ飛んだ初期設定でも、確かにそこに彼女たちが存在するかもしれない、と私たちに思わせてくれる細やかな仕事をしている。

この設定だけを聞くとかなり突飛な内容が想像されますが、じつはまったく逆なことに、このアニメではドラマチックなことはほとんど起こりません。どちらかというと、妹達の日常をさりげなく描く、ゆっくりしたテンポの作品です。人によっては、この世界を鑑賞するために、日々の生活できりきり巻かれた心のネジをすこし緩める必要があるかもしれません。なぜなら、この本をお読みになった方はお分かりだと思いますが、この作品で描かれているのは児童文学的物語であり、ある種の御伽噺だからです。

シスター・プリンセスRepureセレクション』解説より


それは「ラブライブ!」でも同じだ*10。「廃校を阻止したい」「輝きたい」というスクールアイドルの感情が天候すら巻き込んで大きなうねりへと繋がっていくアニメ版に対し、公野先生の「School Idol Diary」は、歌って踊るアイドル活動を直接的にはほとんど描かない。演劇のように高らかに自らの主張を謳ったりしない。「一丁目のえりちゃん」*11の延長線上にある、狭い世界の女子高生の小さな、しかし当人にとっては大切な感情をすくいあげていく。この手法で、「日常」的な物語を紡ぎ続けている。どちらが良い、という話ではない。どちらもとうといものだ。



分かったように公野先生のことを書いてきた。しかし、ここまで挙げたような能力を持っているだけなら、単に一流の作家でしかない。


公野先生は、自分の描いてきたトゥルー設定を覆しかねない真似をすることがある。時々? いえ、わりと頻繁に。それは、読者を裏切るとかそういった類のものではないにせよ、多分、彼女にとっては「既にそこに存在する物語」以外の設定なんてのはしゃらくさいものでしかないんじゃないか。キャラクターの呼称が違うとか、それこそどうでもいいとか思ってそう*12。しかしそれでも読者は目が離せない。一家の長男とは言え、荒ぶる造物主に対して、人間ができることなんて何もない。ファンに「GOD」と呼ばれる所以である。


*1:ごめんなさい。当時の自分は節穴アイでした

*2:麗と氷柱はまだそこまで態度を軟化させてはくれなかったけど

*3:31日にサーティーワンが割引やってるというのはあれで知ったんじゃなかったか

*4:公序良俗に反するコメントは削除される

*5:12人の妹ができる、というのはだから後で付け足された設定

*6:というのも、彼女たちはどちらかというとルールを行使する側だから

*7:この際、コメント欄には「公野仕事しろ」と書き込まれたが、速攻で削除された

*8:今日の更新は終わったはずなのにもう一回、というパターンは結構あった

*9:幻の2012年04月02日分日記を収録

*10:小説版「べびプリ」や「ストパニ」は少し趣が違う

*11:SIDでは希と真姫以外は小学校からの顔見知りで、絵里も穂乃果からはこう認識されてた……あれ、にこはどうだったっけ

*12:これは私の願望