周回遅れの諸々

90年代にオタクとしての青春を過ごした人のブログです

ノンフィクション

『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』 現在の少女小説の主要読者は少女ではない

そもそも「少女小説」とは。新井素子「星へゆく船」や氷室冴子「なんて素敵にジャパネスク」、小野不由美「十二国記」、今野緒雪「マリア様がみてる」、雪乃紗衣「彩雲国物語」などの、少女に向けて書かれた小説のことだ。大正時代、吉屋信子のエス小説(百…

角川春樹、徳間康快、西崎義展……出版・エンタメ系偉い人を題材にしたノンフィクションを読む

オタクとして、そこそこ年を重ねてきた。ということは、わたしが子供の頃から好きな物を作り続けてきてくれた人たちはもっと年を取り、あるいは業界で揺るぎない地位に就き、あるいは既に自伝の一冊や二冊書くようになったということだ。これは別に狭義のク…