周回遅れの諸々

90年代育ちのオタクです

妹の結婚式に出席してきた/高崎の白衣観音・洞窟観音にお参りしてきた

たまには普通の日記を。

 

結婚式でフォーマルスタイルに着飾ってる女性いいよね……

群馬の実家に帰って、妹の結婚式に参加してきました。90年代オタク的には、どんなに有名であっても「あ、これEOEのあのシーンで流れたやつだ!」という連想をどうしてもしてしまう「G線上のアリア」や「パッヘルベルのカノン」「主よ、人の望みの喜びよ」といったクラシックが流れ、カメラのフラッシュが瞬く中*1チャペルに入場してきた新郎新婦。

 

 

末っ子なのに兄弟で一番しっかりしている新婦は、ああ満面の笑顔ってこういうのを言うんだなあと思える晴れがましさ。新郎は大分緊張していたようでしたが、披露宴に入ってからは段々と緊張がほぐれていき、ここぞという時は堂々としたものでした。

 

披露宴は、ケーキ入刀はまだしも食べさせ合いっこは親族には目の毒だわ……とトイレに逃げたり、余興のスライドショーの字幕でwwwを生やしてて、俺の中の虹裏脳がぴくりと反応しかけたり。基本的にうちはお互い没交渉な兄弟仲だったんですが、新婦が両親にスピーチを読み上げるシーンはさすがにこみあげてくるものがありました。


 

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それと、やっぱりああいう場で着飾ってる女性は輝いてみえますねー。妹はもちろん、ウェディングドレス効果によって3割増しで可愛く見えたし*2、新婦が社交的なタイプなので友人知人もキメキメの美人さん揃いだったし。小学生くらいの女の子がお母さんとお揃いの黒いドレス着てるのもほっこりしたし。二次元で見る限りでは、ドレスって「普段着のほうが可愛いなー」とか思ってしまいがちなんですけど。あるいは、着飾って、でも新婦より目立ち過ぎないように、あくまでフォーマルに、というドレスコードはあんまり派手派手しいと引いてしまうオタク男子には優しいのかなと思ったり。

 

なお一番ツボにきたシーンは、お色直しの時に新婦(150cm)の手を引く知人(170cm超)という構図の小さい百合見つけた感でした。

 

しかし、冠婚葬祭の類の伝統やマナーって案外若いほうがあれをしたらいいのかこれはどうしたらいいのかってひとつひとつ気にして、年とってるほうはあーどうでもいいんじゃない?で済ませる気がするけど、これはわたしの周囲だけかもしれません。

 

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 一番緊張したのは、両家顔合わせの親族紹介。でも、相手の方に赤ちゃんがいて、新郎のお父さんがその子を紹介した時、ふっとそれまで場に張り詰めていた緊張の糸がゆるむのを感じ、あとはおおむね気楽なものでした。ああいう時の子供の力ってすごいですね。

 

洞窟観音で心洗われる

その翌日、地元の名所なのにそういえば行ったことなかったなと思い立ち、高崎市高崎観音白衣観音)へ。高崎駅からバスに揺られること20分*3で到着。

 

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なんでああいう観光地って意外にサブカル系のお店があったりするんでしょうね……

 

山頂から高崎市街を見下ろす白衣観音様も壮大でよかったんですが、近場の、洞窟の中に数十体の観音さまがずらりと並んでる洞窟観音には、なかなか心が洗われました。


洞窟内になんか配置する観光地って稀によく見ますけど、ひんやりしてて密室で、非日常感を増幅させやすそうってのはあるのかなーとか思ったり。洞窟信仰。まあ天然の洞窟ではないし、途中まではコンクリートの通路なんですが、これはこれで味があるかな……。観光名所としては小規模なんですが、高崎観音にお参りに来たならこっちも訪れてみることをおすすめします。

 

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*1:正式な教会じゃない場合、案外、参列者も撮影OKなことが多いんですね

*2:いや時々可愛く見えてはいたけど

*3:一時間に一本の地方クオリティ