「ドラまたマガジン2019年8月号」の訂正、注釈、pdf版ダウンロード
このページは、当サークルが頒布した同人誌「ドラまたマガジン2019年8月号」の訂正、注釈、pdf版ダウンロードなどの補足をするものです。
通販については今しばらくお待ち下さい。
- お詫び
- 訂正(特に記載のないものは第二版で修正済みです
- P6
- P10
- P44
- P46(電子版ではP42)
- 注釈
- P4
- P6
- p7
- p9
- P10
- P11
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- P46(電子版ではP42)
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「オーフェン・無謀編」の例の回で桃缶が意味するもの 原作とコミカライズの違い
矢上裕の漫画「魔術士オーフェン・無謀編」を毎回楽しみにしてる。原作は秋田禎信の小説「魔術士オーフェン」……の外伝「無謀編」。コミカライズ担当の矢上は、「オーフェン」と同じ90年代に「エルフを狩るものたち」でブレイクした作家だ。
元々両者の無軌道ギャグファンタジーぶりをもって相性ピッタリだ、という声は多かったけれど、それだけではない。一言で言って、このコミカライズは漫画がうまい。小説だからできること、漫画でできないことを心得ていて、原作を巧みに料理している。25年。幾度となく生み出された「オーフェン」のメディアミックスの中でもまず一番の出来だ、と言っていい。と、この辺は以前にも書いた。
sube4.hatenadiary.jpsube4.hatenadiary.jp
単行本2巻では「無謀編」随一の人気エピソード「思えば遠くへ来たもんだ」が収録された。この回でも矢上の技巧は如何なく発揮されている。
続きを読む平成約30年間のカドカワベストセラーランキング(各年)
GWが始まった4月27、28日。幕張メッセでドワンゴによる「ニコニコ超会議」というイベントが開催されました。
その中でひときわ目立ってたのが、平成の間にカドカワが出版した書籍を(ほぼ)全て展示したというブックタワー。
同時に各年ごとのランキングトップ10が掲載されていたので、書き出してみます。
詳しい集計方法とかは見つけられなかったんですが、おそらく
- その年に刊行された書籍の中で
- 今に至るまでめっちゃ売れたやつ(つまりその年に限った部数ではない)
をランキングにしてるのかなと。米澤穂信の『氷菓』とか、発売当時はほとんど売れず二作目で一回シリーズ中断してるので、その年の売上だけだとランクインするとは思えないんですよね。
あとカドカワは組織の再編や合併を繰り返してるのですが、どこまでを「カドカワ」に含んでるのかもちょっと謎。電子書籍を入れてるのかも不明。
各書籍のリンク先は2019年現在入手しやすい版になっている、はず。
表記揺れはご勘弁ください。
- 平成元年(1989)
- 平成2年(1990)
- 平成3年(1991)
- 平成4年(1992)
- 平成5年(1993)
- 平成6年(1994)
- 平成7年(1995)
- 平成8年(1996)
- 平成9年(1997)
- 平成10年(1998)
- 平成11年(1999)
- 平成12年(2000)
- 平成13年(2001)
- 平成14年(2002)
- 平成15年(2003)
- 平成16年(2004)
- 平成17年(2005)
- 平成18年(2006)
- 平成19年(2007)
- 平成20年(2008)
- 平成21年(2009)
- 平成22年(2010)
- 平成23年(2011)
- 平成24年(2012)
- 平成25年(2013)
- 平成26年(2014)
- 平成27年(2015)
- 平成28年(2016)
- 平成29年(2017)
- 平成30年(2018)
- ざっと眺めてみて
平成元年(1989)
1:銀色夏生『微笑みながら消えていく』(単行本)
- 作者: 銀色夏生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1989/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人
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2:水野良『ロードス島戦記 2』(角川スニーカー文庫)
3:銀色夏生『詩集ロマンス』(角川文庫)
4:麻宮騎亜『サイレントメビウス 1』(コンプコミックスDX)
5:内田康夫『琥珀の道殺人事件』(角川文庫)
6:内田康夫『恐山殺人事件』(角川文庫)
7:吉本ばなな『パイナツプリン』(単行本)
8:宗田理『ぼくらの大冒険』(角川文庫)
9:赤川次郎『結婚以前』(角川文庫)
10:田島昭宇『魍魎戦記MADARA(摩陀羅)1』(ドラゴンコミックス)
Vtuberドラマ「四月一日さん家の」Wプロデューサー講演会のメモ
4月11日、GREEによる「VRSionUp」というVR技術の研究会? で「バーチャルYouTuberドラマ『#四月一日さん家の』誕生秘話~色々あって、ここまで来ました。」という講演の場が持たれた。
これはテレビ東京初のVtuberドラマ「四月一日さん家の」に関するもので、テレ東のプロデューサー:五箇公貴と、VR技術を担当した株式会社ハローのP:赤津慧の二名を招いたもの。
「四月一日さん家の」の主演はときのそら、響木アオ、そしてVtuberとしては新人の猿楽町双葉。キャストだけのあるいはキャストを交えてのトークというのはこれまでもあったしこれからもあるだろうけど、この組み合わせは結構稀じゃなかろうか。
当日の講演の様子はyoutube liveでも配信されていた。全くの門外漢の私も視聴することができた。アーカイヴもあるが結構長いので、メモを残しておく。なお私は技術的なことに関しては全く無知です。
製作経緯
- テレ東の五箇Pが、電脳少女シロちゃんの番組「サイキ道」(テレビ朝日)に関わっている構成作家の酒井健作さん(「四月一日さん家の」にも参加)と話していて、何かVtuberの企画をやりたいということになった。
- テレ東の上層部もVを認識しだした頃だったので、軽く企画を出したらすぐやれと言われた。普通もうちょっと予算とか聞くだろ! テレ東ってすげえざくっとしてんなと思った。
- ただしテレ東はVのノウハウがないので、株式会社ハローの赤津Pに話を持っていった。赤津Pの方は、当時Vでストーリー性のある何かをやりたいと思っていたので思惑が合致した。
- 予算は普通の1クール深夜ドラマくらいはかかっている。
- 企画が動き出してから放送までは10ヶ月ほど。3Dなどを扱ってる方には分かると思うが、この期間で1クール30分12本の映像制作はかなりタイト。その限られた期間で何をやるかが鍵だった。
- Vtuberのいる「空間」を大切にしたい、と考える中で、外に出て色んな所でロケして、背景を作り込んで……となっていくと普通の3DCGアニメと変わらなくなってしまうのではないか。そう考えて舞台が家の中に限定されるシチュエーションコメディにした。コスト的にもそれが向いていた。
- 具体的な事例としては「やっぱり猫が好き」「フルハウス」。若い人的には「みなみけ」を連想するかも。