「ダ・ヴィンチ」最新号の星野源特集に、乙一が寄稿している。氏は星野のことを自分とは遠い文化圏の人間だと思っていたが、エッセイで「スレイヤーズ」や「ドラゴンマガジン」について触れているのを読んで、親近感を持つようになったという。 ダ・ヴィンチ…
キッズアニメは誰のもの? キッズアニメは子供に向けて作られている。これは大前提として納得できる。中には、これは「キッズアニメ」に当てはまるのか、放送時間などでは定義できない何かがあるのではないか――「ちっちゃな雪使いシュガー」とかね――という事…
夏コミ合わせで「秋田禎信1992-2018」という同人誌を制作するため、資料集めのために永田町の国会図書館に通いました。およそ日本で出版されたものでここに所蔵されてないものはない*1というくらいの所蔵数を誇る、日本最大の図書館です。公共図書館と違って…
sube4.hatenadiary.jpsube4.hatenadiary.jp 今回は、神坂一と同時代もしくはそれ以降にデビューした作家・作品について語る。 縄手秀幸「リュカオーン」 冴木忍「〈卵王子〉カイルロッドの苦難」他 深沢美潮「フォーチュン・クエスト」他 中村うさぎ「ゴクド…
sube4.hatenadiary.jpsube4.hatenadiary.jp 「スレイヤーズ」の短編「すぺしゃる」「すまっしゅ。」は、1989年から2011年にかけて発表され、現在単行本が全35巻が発売されています。これらを全て網羅したリストを見たいと思い、以下のような表を作ってみまし…
sube4.hatenadiary.jpsube4.hatenadiary.jp 「スレイヤーズすぺしゃる」の第1回「白魔術都市の王子」は、1989年にドラゴンマガジンに掲載された。ファンタジア大賞準入選を果たした長編第1巻「スレイヤーズ!」発売に先んじて掲載されているので、実質的に神…
オタクの皆さん、ハロウィンはいかがお過ごしでしたでしょうか。ソシャゲのハロウィンイベントや限定ガチャに参加したり、アニメのハロウィン回を観たり、オタクなりのハロウィンの楽しみ方をしたっていう人もいらっしゃるのではないでしょうか。私はという…
sube4.hatenadiary.jpsube4.hatenadiary.jpsube4.hatenadiary.jp ここでは、「スレイヤーズ」の関連作品の中で印象に残ったものを紹介していく。 あらいずみるいによる漫画版「スレイヤーズ」 SFC版「スレイヤーズ」 TVアニメ一期「スレイヤーズ」 劇場版「…
第1回で、「スレイヤーズ」の特徴として取り上げられようなものが実は当時それほど新しいものでもなかったんじゃないか、という話をした。 sube4.hatenadiary.jpsube4.hatenadiary.jp そういう場で挙げられる「新しさ」がおおむね陽性の、笑える「スレイヤー…
sube4.hatenadiary.jp 長編第1巻『スレイヤーズ!』は、富士見書房が主催するファンタジア長編小説大賞の、記念すべき第一回準入選作*1である。この時の審査員は田中芳樹*2、岬兄悟、火浦功の三名。神坂一と、彼とともに長くレーベルを引っ張っていくことに…
「スレイヤーズ」は、元号が「昭和」から「平成」に変わった年に姿を現しました。著者はこれがデビュー作の神坂一。80-90年代にかけて本邦のアニメゲーム漫画界隈を席巻した「剣と魔法のファンタジー」の代表的作品の一つであり、現在の「ライトノベル」に直…
アニメ「ゆるキャン」一期は、なでしこのソロキャンで幕を下ろした。原作でもその内やるだろうと原作者のあfろ先生が構想していたものを先取りした形だ。志摩リンのソロキャンに偶然居合わせたことでその楽しさを知ったなでしこが、今度は一人でキャンプに挑…
声優、スタッフ、そしてほとんど表に出てこない原作のあfろ先生も含めて、対談やインタビューなど貴重な証言がたくさん掲載されてたので、覚書。 △ 佐々木睦美(キャラクターデザイン):動きでは育ちの良さを意識しました。ドリンクを飲むときも手を添える…
特定の何かを丸ごと愛するという経験をしたことがない。オタク物心ついた頃からそうだった。「エヴァ」も「スレイヤーズ」も「オーフェン」も絶頂級にハマっている最中でさえどこかしらに不満があり、twitterなりブログなりで感想を書く時触れずにはいられな…
last update:2019.05.07 響木アオとは 所属(もしくは参加) 関連人物 経歴 オリジナルソング リアルイベント TV・ラジオ出演等 インターネット番組 その他 他Vtuberとのコラボ インタビュー 各種リンク 響木アオとは アイドルを目指す女の子である。01月07…
9月24日。響木アオちゃんのavexメジャーデビューライブは、三連休の最終日に行われた。バーチャルyoutuberとして今年2月にデビューし、4月、TSUTAYA三軒茶屋店でのインストアライブを皮切りにリアルでのアイドル活動を開始。以降順調に回数を重ね、これが8回…
7月下旬、有楽町マルイで開かれたいのまたむつみ展に行ってきた。これは氏の画業40周年を記念してのもの。来場者の年齢層は比較的高めで、落ち着いて鑑賞することができた。 いのまたむつみは言うまでもなく、日本を代表するイラストレーターの一人だ。その…
都心の方に出ると、駅のホームでも街中でも必ず何かしらの二次元キャラを見かける。今や一般企業がアニメや漫画、ゲームとコラボしたり自ら製作に関与したりするのは珍しくなくなった。サンリオはキャラクターで食ってる会社だからして、一般企業とは言い難…
当ブログは本日をもってSSLに対応しました。実は私もこの、えすえすえる……? というやつについてはよく分かってないのですが、なんか閲覧者の方の通信がより一層安全になる技術だそうです。対応しないとgoogleさんから怒られるのです。 分かり易い変更点とし…
sube4.hatenadiary.jp ひと月前、夏コミの二日目にサークル参加してきました。秋田禎信というデビュー25年を数えるベテラン作家の読本を頒布。目玉は全著作レビュー。お陰様で、家から持っていった分はめでたく完売。今夏は例年以上の暑さが続き、コミケはこ…
声優・中村繪里子さんによるラジオ番組「びばりば!」のイベントが開催されるということで、ちょっとお邪魔してきた。ところはお台場TFTホール。お目当てはゲストのバーチャルアイドル・響木アオちゃん。「びばりば」と同じ、ラジオ関西の「アニたま」枠に番…
以下の文章は、筆者がコミックマーケット94で発行した同人誌「秋田禎信1992-2018」のために執筆したものです。ブログ掲載に当たり一部加筆修正をしています。 sube4.booth.pm 秋田禎信全著作レビューを書こうと思い立った時、ふと、「全」とはどこからどこま…
エロゲのシナリオライターとラノベ作家はそこまで遠い関係ではない、と思う。だから、自分が好きな作家が別名義でシナリオを担当したエロゲを知らず知らずのうちにプレイしてた、なんてこともまああるかもしれない。でも、そっち方面の数をさしてこなしてる…
なんといっても、原作は森見作品の中で一番好きなのである。初めて読んだとき「これはぜひ映像化してほしい」と思った。それから7年か、8年か。森見氏の人気を考えると随分長くかかってしまったように思う。待望のアニメ化であった。 小説家・森見登美彦とい…
https://sube4.booth.pm/items/981386 「オーフェン」「エンジェル・ハウリング」「小説版血界戦線」などの代表作を持つ小説家の四半世紀を辿った評論? 本です。全著作レビュー、コラム、各種リストなどB5コピー本52ページ。本体価格350円、匿名配送料310円…
7月18日から7月31日までの約2週間、twitterで「秋田禎信作品総選挙」を開催しました。企画アカウントはakita_election。現時点までに商業媒体で発表されている秋田作品32作の中から好きな ものを選んで、ハッシュタグ「#秋田禎信作品総選挙」をつけて投稿し…
8月11日、夏コミ二日目で頒布した「秋田禎信1992-2018」の訂正と注釈とpdf版の話です。注釈の方はwebサイトを参照することが多かったので、誌面に載せるのではなくブログに書く形にしてみましたが……ここに来て、最大のミスを発見。初版をお持ちの方は確認し…
※この記事は夏コミ当日までブログのトップに固定し、随時更新します。 ※8月09日更新 8月11日の土曜日、夏コミ二日目東ツ38a「周回遅れの諸々」にて、秋田禎信評論本*1「秋田禎信1992-2018」を頒布します。初サークル参加です。 周回遅れの諸々 | Comike Web …
「魔術士オーフェン」再アニメ化! 以前のアニメから、実に約20年が経過しました。この間も原作者・秋田禎信は「オーフェン」新シリーズ含め様々な作品を生み出し続けています。ですが、なにせ20年経ってるとあって一度読んだけど既に忘れてる、知らない内に…
※2020年6月26日更新 以下の表はインタビュー、対談等秋田禎信の発言ソースを集めたものです。「ザ・スニーカー」に連載中は毎号載っていた近況報告などのようなものはキリがないので省いています。あとがきも同様。往時の「ドラマガ」の近況報告的な奴はそも…